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2011/03/26.Sat

意見が違っても、いいんです

兄と弟
写真は7年前の夏。弟がかわいくて仕方ない兄です。
今も口げんかは時々するものの、仲の良さは相変わらず。


今日は弟が赤ちゃんの頃から通っていた高知の保育園の卒園式でした。
年末に帰省した時に、冬休み前の保育園へ遊びに行って
「今度は卒園式の時に会おうね!!」と約束していました。

ところが、突然「夏休みに会えるから、卒園式は行かない」と言いだし
おじいちゃんにも電話で「ぼく行かないから、ごめんね」と断ってしまった弟。

幼稚園の卒園式も毎日練習して、みんながお別れの言葉を言ったり
歌ったりしたみたいに保育園の卒園式でもみんながそうするはずだから
それをただ座って見てるだけなのはつらい、と弟は言いました。

『ずっと前から一緒にいたみたい』に打ち解けた幼稚園の友達と一緒に卒園した
という達成感からか、卒園式=幼稚園だけでいいと心の中が変化したようでした。

そんな弟の言葉に面食らったのが、兄。
「えぇ~!?行かないの?僕は行きたかったー」
兄も同様に仲良しの友達とまた春休みに会う約束をしていたのです。

「ねぇ、やっぱり行きたいって思わない?人生一度きりなんだよ」
手を変え品を変え色々な誘い文句で弟を説得する兄でしたが
弟は一度決めた事は絶対曲げないガンコな性格・・・。

そんな折、今回の震災や静岡での地震が起こり、計画停電の中で
「今は僕もここの友達と過ごしたい」と兄も春休みの帰省を諦めました。

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卒園式に行けないかわりにクラスのみんなにお手紙を書こうよ
と弟と手紙を書き、幼稚園の卒園式の写真を貼りました。

「そういえば、郵便局から赤十字の義援金が送れるよね」
と私が引越しの時に見つけたヘソクリの封筒を持ってくると
弟も自分の貯金箱から500円玉を4枚出しました。

高知にいた頃に、おばあちゃんなどからお祭りに行く時にもらったおこづかい。
「ぼくは貯金したいから」と使わずに貯めておいたものでした。

そんな弟の行動に、再び面食らったのが兄。
「僕、欲しいものがあって貯めてるからなぁ・・・」と渋い顔。

「困っている人がいるのに」と弟は言いましたが
「気持ちの問題だから、自分がそうしたいと『今』思えた時でいいよ」と私は言いました。

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一緒に暮らしている家族でさえ、何かをやろうとする時に意見が違ってきます。

時には、その決まったことに対して本意ではなくても従わなくちゃいけない事や
みんながやろうとしている事に、どうしても同調出来ない時もあります。

だからといって、兄が自分勝手なことばかり考えている訳ではなく
誰よりも人一倍気を配って、家族や友達を思う気持ちを持っています。

相田みつをの詩集に『にんげんだもの』という言葉があるのですが

相手が自分と違う意見の時、自分と違う行動をしようとしている時、
それを受けた自分の心にモヤモヤしたものが生まれてきたときに

『にんげんだもの』
このフレーズを頭の中に浮かべると、少し心が楽になる気がします。

今回の震災で、私たちの暮らしの中で欠かせないものとなったネット社会が
救いの手になったり、不満のはけ口になっている場面をいくつも見ました。

意見が違っても
見たくない部分が見えてしまっても、にんげんだもの。

あきらめではなく、よりそうように。
拒絶する壁ではなく、分かりあえるためのドアを作るように。

きっと彼らも色々なもどかしさを感じながら、生きているはずだから・・・。
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家族のこと | Comments(1) | Trackback(0)
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